ママにこ会〜ママがにこにこ元気になれる場所づくり〜

世の中のママのためになれるよう、私なりに伝えたいことをいろいろ書いています。

親の希望が子どもの希望?

私は、学習塾で働く仕事をして20年以上経ちます。

主に小学生と中学生の指導をしてきました。

学習塾というと、勉強だけ教えていればいい、と思われるかもしれませんが、

それは大きな間違いで、

特に私たち夫婦で大切にしていたことは、

勉強ができるようになるかは、

勉強以外のフォローをいかにできるかにかかっている

ということです。

 

そんな経験から言えることも、お伝えしていきますね🌱

 

幼児の子育ての中のママは、お勉強のことまで気が回らないかもしれません。でも、色んな場面で、この先勉強できるようになってほしいなーとか、お勉強ちゃんとできるかな?とか、不安になったりするかもしれません。

 

私個人的な意見としては、

勉強だけできても幸せにはなれない。

ということです。

 

もちろん、勉強に限らず、スポーツや音楽など、できないよりはできた方が良いですね。

でも何においても一番大切なのは、

本人が望めば。

ということです。

 

親の希望が子どもに重ーくのしかかって、

それがまるで自分の希望だと錯覚し、

勉強を頑張ろうとしている子どもたちをたくさん見てきました。

 

子どもは親のことが好きで、

尊敬していて、

親が喜ぶことは自分も嬉しいので、

小さな頃から、親が喜ぶことは率先してやってきています。

食器を運ぶ、

などのお手伝いや、

運動会で1位になる、や、

そのうち、

テストで100点を取る、など……

 

年齢が上がるにつれて、

そして、その子ができることが増えるにつれて、

親の希望は

もっとできてほしい

周りの人よりもできてほしい

となってきます。

赤ちゃんの頃は

うんちができてめでたかったのに、

です😅

 

もちろん、子どもの成長とともに、親の希望があがることは当然で、

子どもにいろんなことができてほしいと思うことも当然だと思います。

 

私もそうです。

できないことは少ない方がいいと思っています。

私自身が、できないことが多かったから余計にそう思います😅

 

ただ、どうか親の希望が出てきたときに、

子ども本人がそれを望んでいるのか、

確認することをしてあげてほしいと思います。

 

それは、子どもがどれだけ小さくても。

赤ちゃんでも意思があります。

うまく伝えられないだけで。

それをどうにかくみ取って、この子はどう思っているのか考えることが、

子どもが小学生中学生になったとき、

本人の思いを大切にできることにつながるのではないかと思っています。

 

学校の勉強ができなくても、

友達が多くて、

人のことを思いやれて、

自分の好きなことを一生懸命がんばれて、

幸せに過ごしている子どもたち、

たっくさんいますよ!

 

なにか希望が出てきたときに、

この子がお腹にやってきてくれたとき、

産まれてきてくれたとき、

どんな人に育ってほしいとおもっていたんだっけ?

と思い出すようにしてみてください🤗