ママにこ会〜ママがにこにこ元気になれる場所づくり〜

世の中のママのためになれるよう、私なりに伝えたいことをいろいろ書いています。

他人と比べる

私は、学習塾に関わって20年になります。

たくさんの保護者、子どもたちに出会い、たくさん学ばせてもらってきました。

 

そんな中、

素晴らしいお母さんがいらっしゃいます。

 

勉強した結果だけでなく、頑張った経過を褒める。

本人の前の成績や頑張りと比べて励ます。

 

これは、

他人と比較せず、

子どもの良いところを認めて

それをちゃんと伝える。

 

自己肯定感(自分は大切にされているという気持ち)を育てるために必要なことです。

 

こんなお母さんのもとに育ったから、この子はこんなに素直で頑張れるいい子なんだな。

私もこんなお母さんになりたいな。

そう思っていました。

 

でも、それがものすごく難しく、ものすごく意識しないとできないことだということを思い知ります。

 

私もママになりました。

生後数ヶ月しか経っていないのに

同じ月齢の子が何かできていることを見ると

うちの子まだやわー

えーそんなこと出来るの?

そんなことさせたことも無い😱

 

この気持ちって、

もう 他人と比べてしまっんですよね。

他人と比べると、どうしてもわが子のできないところにばかり目がいく

ということが始まってるんですよね。

あぶないなーと思いました。

 

妊娠中は

無事に産まれてきてくれたらそれだけで良い。

生後すぐは

目は見えてるのかな?

耳は聞こえてるのかな?

笑顔見せてくれかな?

そんなことを心配しながら、

ただ生きていてくたらいい。

それだけが願いだったのに。

 

あの子ハイハイしてる!

うちの子は?

もう立ってる!

うちはまだおすわりだけ。

歩いてる!

いーなー、うちはまだ抱っこばっかり。

あんなにおしゃべりしてる!

まだ単語も言わない。大丈夫かな。

あの子は聞き分けがよくて大人しい。

うちは言う事聞かないしあばれてばかり。

 

はじめから比べるつもりはないんです。

ただ自分の子の成長が今のままで大丈夫なのか心配なだけ。

でもそれが、いつの間にか

自分の子の出来ないことにばかり目がいってしまうようになり、

学校にいくようになると、

勉強が出来ないことをほかの子と比べてしまうようになり、

勉強をもっとしてほしい!

いい成績をとってほしい!

偏差値の高い学校へ行ってほしい!

というように、親の心配がいつの間にか

親の欲望へとかわっていくのでしょう。

 

そして時にこの親の欲望が

子どもにとって大きなストレスになります。

 

誰も自分の子どもにしんどい思いをさせたいと思うはずありません。

子どものことを大切に思い、心配し、愛情溢れるばかりに、いつの間にか子どもにプレッシャーを与える言動になるのかもしれません。

 

かなり意識していないと、どんな母親もこうなりうる、危険だなと思います。

そしてどんな母親も、子どもが産まれた瞬間からその子の幸せを心から願って毎日毎日過ごしているんだと。

 

なのになぜかイライラしたり、怒ったりしてしまう。

 

だって母親も人間だから仕方ないです。

確かなことは、ママは必ず心から子どもを愛しているということです。

 

その事を確信させてくれたのは、私をママにしてくれた息子のおかげ。

ありがとう😊可愛い息子😍

 

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