ママにこ会〜ママがにこにこ元気になれる場所づくり〜

世の中のママのためになれるよう、私なりに伝えたいことをいろいろ書いています。

理系コンプレックスのかたまりの私

ある日、2歳8ヶ月の福丸が

「これはよんかっけい、これはさんかっけい、こっちはまるかっけい」と言い出しました。

「よんかっけい=四角形」

「さんかっけい=三角形」

「まるかっけい=丸角形」

です。

 

微笑ましく聞いていたら、

横から6歳の金時が

「それを言うなら、まるかっけいじゃなくて、ゼロかっけいやんかーい!」

と突っ込んできました。

 

出たな(@_@)理系ボウズ。

 

はじめの福丸の言葉に違和感を持たれた方、

理系ですね(ー_ー)

 

違和感を持たれなかった方、

味方ですね😁

 

文系の頭は、よんかっけいもまるかっけいも、子どものかわいい表現と、心も頭もやわらかく受け入れるのです。

 

理系は違います。

よん(4)、さん(3)、ときたら、まる(◯)はちがう、ゼロ(0)や

と訂正したくなるのです。

 

金時はもうそういう世界にいってしまいました。

 

理系コンプレックスのかたまりの文系の私からしたら、

毎日毎日

へーそんな考え方するんや〜

の連続で、私に似なくて良かった良かったと思っていましたが、

たまに、こんなふうに遠くに感じる瞬間に、さみしくなるのでした(T_T)

 

私の気持ち、わかってくださる方おられるでしょうか😅

久々の読書

長男金時の通う幼稚園の、園長先生が勧めてくださった

「ママがいい(松居和さん著)」

という本を読みました。

 

なんせ久々の読書😅

ドキドキしながら読み進めたところ、

なんとも重い内容で。

なんとも考えさせられることばかり。

なんとも涙なしでは読めない(T_T)

 

誰かと熱く語り合いたいことばかりだったのですが、

その本の中で、きっと本筋とは少しズレたところに感動した私。

その部分を紹介したいと思います。

 

保育園や幼稚園での、保護者の1日体験の重要性を説かれています。

特にパパがそこに参加する意義が書かれていました。

いろいろなエピソードや理由がありましたが、私が1番心動かされたのは、

 

パパが行くと子どもたちが喜ぶ。

我が子じゃない子たちも喜ぶ。

そこにいるだけで喜ばれることなんて、そこしかない。

 

といった内容でした。

涙が溢れました😭

パパのことは置いといて(笑)

ママにももちろん当てはまることで。

 

息子の通う幼稚園では、お誕生日会の日(毎月1回あります)保護者はほぼ1日園児と過ごすことができます。

コロナの影響で、今年から再開され、私は初体験でした。

我が子の普段の園での様子が見られると、

とても楽しみにしていましたが、

驚いたことに

私の膝の上には常に我が子じゃない子がいるのです。

一緒に参加されていたママたちも、

そのママのお子さんじゃない子たちにワラワラと囲まれて取り合いなのです😅

何でこんなに喜んでくれるん?

ただの、クラスメイトのママよ?

その光景は、どこのクラスのいつのクラスでも同じなのです。

もちろん、我が子も、他の子のお誕生日会の日には、お友だちのママの手を握り、キャッキャと絡んでいるとのことです😅

 

そこにいるだけで喜ばれる。

 

なんて幸せなこと。

 

そして、それはママの日常でもあります。

どんなに怖い顔で怖い声で理不尽なイライラをぶつけたとしても、

「だいすき」

と言ってくっついてくる金時。

私の怖い顔にめちゃくちゃかわいい笑顔を向けてくれる福丸。

 

私は今、私という存在を愛してもらっている。

 

母の愛より大きい子の愛。

子育ては親育て。

育児は育自。

なんかいろいろな言葉がありますが、

本当にそのとおりだと思います。

 

こんなに無条件に信頼して愛してくれる存在が、今まであったでしょうか。

子どもを授かったことで、はじめて体験できることだと思いました。

 

もう一度、いや何度も思っていることですが、

我が子とはじめて出会えたあの瞬間の想いを思い出し、

今の我が子の存在そのものをまるごと愛して、それを我が子にちゃんと伝えていこうと思いました。

 

 

そんなことを思いながら読んだもので、

泣きながらなかなか進まない、

久々の読書となりました😅

 

これを期に、今年の秋のテーマは

読書の秋

に決めました✨

 

 

◯◯な子になってほしい、なら。

優しい子になってほしい

ごめんねと言える子になってほしい

自分の考えがある子になってほしい

 

 

産まれたときから、我が子がどんな人生を歩むか想像して、

幸せになってほしいと願い、

休む間のない育児に翻弄されるママたち✨

 

◯◯な子になってほしいと思うなら、

本当に願うなら、

どうしたら良いのか、というと。

 

心から願い、すでにそうなっている我が子をできる限り具体的にイメージすることです。

 

精神論、スピリチュアルな話と見えますが😅

実は脳科学的に証明されていることなのです。

 

難しい話は置いといて、

イメージするだけで叶うなら、そんな良いことないですよね😁

 

具体的にイメージすることで、脳はよりそこに近づこうと働きます。

そうすると、無意識レベルで◯◯が叶うように自分の行動や考えも変化していきます。

 

優しい子になってほしい、なら、

困っている人に声をかけている我が子を。

 

ごめんねと言える子になってほしい、なら、

おもちゃを横取りしたあとに素直に謝っている我が子を。

 

自分の考えがある子になってほしい、なら、

みんながSwitchをしていても、自分は本当にそれがしたいのか考えている我が子を。

 

具体的にイメージしてください🤗

 

そして、あとひとつ。

教育現場にいた立場からお伝えできることは。

日常生活の中に、◯◯を実感させてあげたり、練習させてあげることがとても大切だと思います😊

 

優しい子になってほしい、なら、

優しい人や場面を見たら、「やさしいね」と伝えてあげる。

 

ごめんねと言える子になってほしい、なら、

自分が素直に謝るところを見せる。

 

自分の考えがある子になってほしい、なら、

考える習慣をつけてあげる。

考える習慣というと、難しく聞こえますが、どんな些細なことでも、考えさせる機会にしたり、選択させてあげる、ということです。

たとえば、

晩ごはん。

「今日の晩ごはん、カレーとハンバーグどっちがいい?」

から始めます。

選択肢がある方が選びやすいです。

 

次のステップは、

「今日の晩ごはん何がいい?」

好きなものを考えます。給食のことを思い出すかもしれません。

 

次のステップは、

「今日は、お家ににんじんとじゃがいもがあるんやけど、夜ごはん何にしたら良いと思う?」

その材料を使うメニューを考えます。あと何を買い足せばいいかも考えます。

 

みたいな感じで、いろいろその子に応じてパターンを変えて楽しめます😁

 

どんな質問でも、大切にしてほしいのは、

子どもの考える時間をたっぷりあげて、子どもになにか出してもらう、ということです。

 

子どもは考えたり思い出したりするのに、大人の想像以上に時間がかかります。

だから、忘れた頃になにか言ってくるのは、きっと一生懸命考えてたんだと思います😁

 

なので、こんな質問をするときは、余裕のあるときにお願いします🤗

 

 

どうか、答えは言わないでください。

言いたくなったら選択肢をだしてがんばってください(笑)

「お母さんならこうするな〜」、もあまり使わないでください。

子どもはお母さんが大好きなので、お母さんの言う通りにしたくなっちゃいます😅

お母さんの喜ぶことを選ぶうちに、自分自身の考えや自分が本当に好きなことがわからなくなってしまうかもしれません。

 

「お母さんはこう思う」

「お父さんはこう言ってた」

で、あなたはどう思う?

という感じなら良いと思います😊

 

◎イメージすること

◎普段から伝えたり練習すること

 

ご自身に合うものから、

今できそうなものから、

心にゆとりのあるときに。

 

ママたちのにこにこが少しでも増えれば嬉しいです😊

脳の仕組みです。

我が子にどうなってほしいか?

 

考えたり、

決めていたり、

変更したり、

そのためにしつけていたり。

 

それぞれだと思います。

 

どうか、そうなった我が子をイメージしてください😊

それだけで充分で、

それが1番なのです。

 

たとえば、

「優しくあってほしい」

と思うのであれば、

すでに優しい我が子をイメージしたり、

思い出したりしてください。

 

あれこれ手段を模索したり

比較対象を探したり

せずに。

 

空に広げてイメージするだけでいいんです。

 

 

「優しくあるべき」

と思った瞬間に、

自分の思う、期待する優しさが見られなかった時に、

我が子を否定してしまうかもしれません。

 

どんなあなたも受け入れる存在でありたいのに。

 

自分自身も否定してしまうかもしれません。

優しくないと愛されないと思う子になってしまわないか、とか。

こんなに優しくない子にしてしまった私の何が問題だったのか、とか。

 

イメージイメージ。

大切で簡単で効果的なのは、

具体的にイメージすることです。

 

自分も含めて、どうか頭のどこかにおいて、少しでもにこにこできる子育てを✨

ママとパパに伝えたいこと

先日行った研修でのお話と、そこで感じたことを紹介させてもらいます。

 

ドラえもん

サザエさん

ちびまる子ちゃん

 

共通点は何だと思いますか?

 

 

ヒント

お母さんの存在

 

 

正解は、

「お母さんが専業主婦で、お父さんが外に働きに行って、家ではあまり動かず家事や子育てをしているイメージがない」

です😅

 

昔のアニメやから

といってしまえばそれまでなんですが。

今でも人気のある国民的アニメ。

小さな頃から見ていてそのまま大人になっていく、その間に刷り込まれるお父さん像、お母さん像。

 

実際には、

働くお母さん、主夫のお父さん、家事や子育てに積極的なお父さん、在宅ワークまで普及し、子どもたちが見る景色は変わってきています。

でも、どこかにある、のび太のママ、サザエさん、フネさん、まるちゃんのママの有り姿が古くからあるもともとのママ像だ、と思っているところもあります。

 

だから、根本的に意識を変えるのはとても時間が掛かるし難しいものだと思います。

 

家事や子育てに積極的なお父さんはたくさんいますが、

それでもやはり、家事や子育てを「手伝っている」、というスタンスでは!?

手伝うという時点で、自分主体ではないということで。

 

ワンオペという言葉と、それに苦しんでいるママもたくさんいて、

そんなママの本心は、

パパにも手伝ってほしい、

ではなく、

家事も子育てもはんぶんこにしたい。

です。

 

いや、パパの思い、わかりますよ。

働いているパパと専業主婦のママが、家事と子育てをはんぶんこしたら、パパはいつ休むねん!となりますし、

働く時間帯によってははんぶんこなんて物理的に無理なご家庭もたくさんあります。

 

ママだってそんなことは重々承知の上で、

働いてくれていることに感謝しながらも、

それでもなお、やっぱり、

そう思うんです。

 

大切なのは、実際の業務分担ではなく、

気持ちのはんぶんこではないかと思います。

パパも、家事と子育てをママと同じ気持ちでのぞむのが当然と思うその気持ちです。

 

家事が専業主婦の仕事だとしたら、

せめて子育てだけでも、

ママが親になったそれと同時に、パパも親なんだから、はんぶんこではないかと思うのです。

はんぶんこを、どういうふうにお互い納得して、伝えるのかはご家庭ごとに違うと思います。

 

そして、もう一つ。

もし、ワンオペで辛くてもっとパパになにかしてほしいと思っているママ。

そう思っているだけではなにも変わりません。

パパには思いを伝えないと。

でもその前に、

パパがしてくれていること、パパがいてくれてよかったことを思い出してください。

きっと、絶対、いくつもあるはずなんです。

普段はそんなことを考える余裕がないだけで😅

 

それから、モヤモヤしている気持ちを伝えてください。

できればさっき思い出した感謝の気持ちを先に。

 

頑張りすぎているママへ。

どうかパパとこんな話のきっかけになればいいなと思いながら書いています。

にこにこ増えますように✨

子どもにしてあげられたら良いこと

「なんのために勉強するの?」

 

親として、大人として、その答えを1つもしくはいくつか持ってますか?

 

よく考えてみると、できれば誰かと話しながらがオススメですが、

とても面白いことに気づくかもしれません😌

 

 

私は職業柄、ずっとそういうことを考えていましたし、

答えたときの子どもの反応も見てきました。

何が正解、とかではなく、

子どもは、大人がどんな未来を見せようとしてくれるのかを期待しているように思います。

だから、かっこいい答えでなくてもいいし、おもしろい答えでなくてもいいです。

 

なぜそう思うのか、

を話そうと思うと、生き様や生きがいみたいな話になってくるかもしれません。

 

これまでに何回か書いてきていますが、

私は、塾で出会ってきた子どもたちにずっと

「英語を勉強すると、くまのプーさんが原文で楽しめる」

ということを伝えてきました。

 

そのことは今の時代なおのこと意味深いものになると思っています。

 

英語にかかわらず外国語を学ぶことは、その言語を使う地域の文化を学ぶということになります。

純粋にそれを楽しみたい、

もしくは生活の中でその言語を使いたい、

仕事で自由自在に使いたい、

などの思いがある人は、しっかり勉強して自分のものにすべきだと思います。

 

でも、

英語を読み書きできたほうが便利だから、

海外旅行で困らない程度の英会話を身につけたい、

くらいの利便性を求めるなら、今や翻訳アプリを使いこなす術を覚えたほうが早いし、強いです。

 

プログラミングもそうだと思います。

 

特にこれからの時代、必要になる力は、

機械(パソコンやスマホなども)使いこなす力

身の回りに溢れる情報が正しいか判断する力

自分はどうしたいかわかる力

だと思います。

全てのもとになるのは

考える力。

これは成長とともに勝手に身につくものではありません。

ある程度訓練しておいた方がいいです。

身近な大人が、考える力をつけられるよう促す必要があります。

今の時代、特になんでも受け身になりがちで、

それでそこそこの楽しみは得られます。

でも、そのままで生きていくと、ある時虚無感を感じます。

その時、なんのために生きているのか、なんのために何をすれば良いのか、初めて深い問題を考えようとしても、考える力がないので、わからないのです。

そして苦しいだけ…

というようなことは大げさかもしれませんが、可能性は大いにあります。

そんなことにならないためにも。

 

どんな場面でも考える時間と工夫を。

それは大人の、親の、子どもにしてあげられたら良いこと、だと私は思います。

今いる世界

先日、ある勉強会に出席するため、

子ども二人を主人に見てもらって、

ひとりで久しぶりの電車に乗りました。

ここ10年近く、年に一回乗るか乗らないかの生活😅

切符を買います。

何線に乗るのか、何方面なのかわかりません。

ただスマホの乗換案内を何回も確認しながらそのとおりに進むだけです。

 

ドキドキしながら、

なんでもないですよの顔をして乗る電車の中で感じたのは、

アウェー感と懐かしい感じ

でした。

 

それは、

ただ久しぶりの電車だから、だけではなく、

 

子どもがいないから

でした。

平日のお昼過ぎの電車には、乳幼児はほぼいませんでした。

私の周りには、我が子は当然、

いつも子どもがいることを実感しました。

 

今私がいる世界は、子どもと一緒の世界。

そこは暇がなくて明るい世界。

 

電車の中は

だらりとして孤独な世界。

 

電車を待つホーム。

ほんの数分が、とても長く感じました。

 

自分さえきちんと立っていればいいんです。

周りに気を配ったり、子どもの命の危険がないか常に注意する必要がないんです。

なんて簡単で暇なんでしょう。

 

子どもを産む前の私は、

どんな気持ちで、どうなふうにしてこの時間を過ごしていたのか思い出すのに時間がかかりました。

 

それくらい、私は今子どもと生きているということを実感し、

なんだか誇らしくも思いました。

普段から尊敬している全てのママたちの仲間なんだと思えた気がしました。

 

普段と違うことを体験させてもらえた上に、こんな気づきまでもらえたことに、感謝です✨

 

私のように、子どもを誰かにあずけてひとりになる時間がなかなかとれないママもたくさんおられると思います。

 

そんなものすごく頑張っておられるママたちにも、伝えたいです。

子どもと一緒にいる世界って、ものすごく明るいです🤗

自分だけの時間はないし、毎日ヘロヘロで、なんとかやり過ごすだけで日々が過ぎていくけど、それでも、とても明るいです。

 

ほんの少し他の世界と比べることで、客観的に自分が見えた気がしました。