前回に引き続き(前回のブログはこちらをご覧ください。👇https://mamanikokatano.hatenablog.com/entry/2020/02/26/210005)
自立している、もしくは、
自立していくんだろうなー
と思う子どものお話です。
今回は、②表情が豊かであること。について。
元気よく挨拶したり
声を出して笑ったり
驚いたり
ショックを受けたり
…
色々な感情を表現できる子は、
素直です。
スポーツの世界ではよく言われることですが、
やっぱり素直に
人の言うことを聞いたり
心が動いたりすることは
自分自身の成長には不可欠です。
挨拶ができない。
人の目を見て話を聞けない。
いつも同じ表情で感情や考えがわからない。
笑わない。
こんな状態だと、
勉強どころではないですよね。
客観的に話を聞いていると、
そんな子どもいるの?
それはありえへん!
と思われるかもしれませんが、
けっこういるものです…
それは、環境のせいもあると思います。
生活が便利になりすぎて、
考える必要がないことが増えて、
特に欲したり我慢したりしなくても
ある程度は手に入ってしまう世の中です。
モノも情報も。
必要ないものはどんどん排除できます。人間関係も。
こんな中で生活していると、
それは表情も乏しくなるかもしれません。
ではこんな便利な生活を送るようになる前は、というと。
例えば私が小学生の頃。
コンビニもあちこちにないので、
母親はお味噌がいつ頃なくなるか計算して買い足していました。
それでも、足らなくなった時は近所のお宅へ借りに行き、お返しには作りすぎたおかずをお鍋に入れてお礼します。
そのおつかいが私の役割。
明日の学校の集合時間が変更になったので、連絡網で電話するのに、
何回も電話口で挨拶の練習をします。
当時は意味はよくわからないけど
『夜分遅く失礼します。』と最初に言って、
もしもし、というこの声はお母さんか、お姉さんかわからない、とりあえずお母さんという体で言ってみよう。
『6年1組の清水ですが、みかちゃんはいはりますか?』
『あ、清水さん?私やで。どうしたん?』
『あ、田中さん?えっと、連絡が回ってきて…』
たいして仲良くない、〇〇さんで呼び合うくらいの仲でも、電話でやりとりしなければいけませんでした。
《ごっつええかんじ》見逃したら明日の話に乗り遅れる!
番組始まるまでにご飯食べて、いや、先にお風呂か?見てる途中でお風呂入りって言われたら嫌やしな…
毎日
緊張したり、先のことを考えたり、
楽しみがあったり。
こんな30年近く前の、単なる不便なあるあるエピソードかもしれませんが、だからこそ学べたことがありました。
今の子どもたちは同じようにして学ぶ機会はありません。
それは誰のせいでもありません。
でも、だからといってしょうがない、ではなく、今だから学べることや方法はたくさんあるし、大人が工夫して教えてあげるべきだと思います。
もちろん、昔の人がみんな表情豊かで、
今の子どもがみんな無表情だというわけでもありませんし、
実際に私が小学生の頃も気づかなかっただけで、本当は今の子どもたちと変わりない様子だったのかもしれませんが💦
でも、今、実際子どもたちを見ていて、
表情豊かな子は自立していて、
そうでない子は自立できにくいと感じます。
大人ができること。
それって、自分の知っている素敵なことをたくさん子どもたちに伝えてあげることではないでしょうか。
今は枯れ木だけど、もうすぐこの枝にピンクの綺麗な桜の花が満開になるよ。
ごはんをみんなで食べたらよりおいしいね。
今日はたくさんの人に出会ってお話しできたね。
帰ったらいっしょにおいしいおやつを食べようか。
きっと、その後に続くことばに
今考えるべきことが出てくるはずです。
イキイキしている大人がそばにいて、
何が楽しいのか、
どんなことが良いことなのか、
楽しむためにはどんなことをしていればいいのか、
何を考えていればいいのか、
そんなことを伝えていると
子どもたちもそれを受けとめてくれると思うのです。
そんなとき、
ママはきっとにこにこしてお話ししていることでしょう。
そんなママのお話を聞く子どもたちもきっと、同じ顔をしているでしょう😊
これを読んでくださった皆さまの
ご意見、感想、ご協力のメッセージなどが、私のニコニコの元になりますので、どうぞよろしくお願いします☺️
ママにこ会のLINEに登録していただくと、ママにこ会のイベント情報をお送りしたり、ブログの更新をお伝えしたり、個人的にメッセージのやり取りができます。
ぜひ友だち追加をよろしくお願いします😊