前回に引き続き(前回のブログはこちらをご覧ください。👇https://mamanikokatano.hatenablog.com/entry/2020/02/26/210005)
自立している、もしくは、
自立していくんだろうなー
と思う子どものお話です。
こんかいは、③会話ができること。についてです。
「知識の多い子は落ち着いている」
と言われます。
実際にたくさんの子どもたちと接していて、私もそう感じます。
また、知識の多い子は会話も弾みます。
例えば、
「今日は学校で体育あった?」
と聞いた時、
「ん〜…」
としか返ってこない子。
「うん、あった。」
と返ってくる子。
「うん、あったよ。バスケットボールやった!ぼくのチームめっちゃ上手い子がいて勝ちまくったでー❗️」
と返ってくる子。
会話の力としてどの子が優秀かはすぐにわかると思います。
実は、自立の力も会話の力と比例していることが多いです。
お喋りが好きとか、大人と話すのが得意とか、その子の性格にももちろんよりますが、
こんな質問をするときに、その子の会話の力、自立の力がよくわかります。
小学5年生(11歳)の男の子が、夏休みに行ってきた旅行のお土産を持ってきてくれました。
「ありがとうー😊どこに行ってきたの?」
「ん〜…わからへん。」
∑(゚Д゚)
これにも驚きますが、
「何が楽しかった?」
「んー…わからへん。」
Σ(-᷅_-᷄๑)
こんな会話は珍しくないんです。
ちょくちょくあります💦
きっと旅行中は楽しかったんだと思います。なんとなく楽しいというのもありますよね。でも、それではすぐに忘れてしまうのです。
家族みんなで食べた海鮮丼が美味しかった
とか
神社にお参りするためな登った山道が大変やった
とか。
具体的な出来事と感情が結びついて、思い出として脳と心に残ります。
あの時の旅行ではこんなことがあったね!
と家族で話をして、再度楽しむというのも旅行の醍醐味です。
この子の場合は、そんな楽しみ方ができないでしょう。😥
別の子に同じように話を振ってみます。
「ありがとうー😊どこに行ってきたの?」
「天橋立!めっちゃ道が混んでて遠かったー」
「何が楽しかった?」
「海で泳いで、深いところまで行けた❗️」
こんな風に返事が返ってくる子は、
旅行のことを思い出すと、
風景やご飯の味、交わした会話などがありありと思い出されるのでしょう。
この2人の会話の力の違いは、
旅行中の子どもとの会話、
子どもが積極的に参加したかどうか、
です。
旅行している時、移動やお風呂、寝る前など少し落ち着く時間帯に、たくさん会話してください。
先ほどの
「海鮮丼が美味しかったねー!」
とか
「神社までの山道が大変やったね」
などです。
そうすることで、子どもは
そうだったそうだった、と今自分が体験したことを噛みしめたり、
自分の感想を教えてくれたりします。
そして、旅行するとなったら、行き先や移動手段、旅先ですることなど、可能なら一緒に考えて決めるのがいいと思います。
それが無理でも、
大人が知っておかないと嫌なことや、自分が知りたいことは全て子どもにも伝えておけばいいと思います。
家族で行くなら、親だけでなんでも決めるのではなく、常に子どもの意見も聞くことも大切です。
うまくいかなくても、形だけでもいいと思います。
子どもが
この旅行はぼくの意見で決まることもあるんだ、
ぼくを家族の一員として扱ってくれているんだ、
と、思うことが大切です。
そういうことの繰り返しで、
自分がどんなことが好きで、何に心が動かされるのか、などを確認したり気付いたりします。
これは大人でも一緒です。
余談ですが、私はキャンプが大好きですが、キャンプの何がそんなに好きなのか、ということを主人と話したりします。実際、よくわからないんです😅
ああだから、こうだからと模索中です。
自分のこと、大人でもよくわからないのに、子どもはもっとわかりません。
だから、親は出来る限りたくさんの世界や可能性を見せてあげて、伝えてあげて、考えたり楽しんだりする方法を教えてあげるべきだと思います。
私は、子どもの頃ぽーっとしていて、旅行なんかは連れていってもらうもの、という感覚でした。それでも楽しかったですが、今思えば、もっと興味を持って積極的に参加すればよかったなと思っています。
だから、今息子には自分の精一杯の知識や経験、どんな風に感じるか、などを伝えています。2歳児には訳のわからないこともたくさん言っていますが😅彼なりにいろいろ受け止めてくれるだろうと思っています。
長くなりましたが、
些細な会話から、その子が普段どんなふうに生活をしているか、親とどのような会話をしているか、などが感じ取れたりします。
これを読んでくださったママたちには、こんなことたくさんしてください!
と言いたいわけではありません。
自立の力はこういうところからも育てることもできるんだ、とこどもとせっするときの1つのヒントになればいいと思っています。
もしいつか余裕のあるときに思い出してもらって、お子さんとの接し方に変化があって、楽しくなってもらえたら、最高です😊
これを読んでくださった皆さまの
ご意見、感想、ご協力のメッセージなどが、私のニコニコの元になりますので、どうぞよろしくお願いします☺️
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