絵や歌が下手でも、
まぁ生まれもった才能やからな😌
と諭されて、
走りが遅くても、
最後までよく頑張った👏
と讃えられ、
サッカーの試合で負けても、
勝ち負けじゃない、努力してきたからいいじゃないか❗️
と励まされます。
なのに、
勉強ができないと、
どうしてわからないの!
もっとちゃんとやればできるのに!
サボっているからできないんだ!
と怒られます。
でも、運動や芸術と同じように、
勉強も得意な人と苦手な人がいます。
本人はものすごく頑張っているのに、
テストで結果がでないのです。
歌の練習や走る練習、スポーツの練習は努力の経過が周りにもわかりやすいです。
学校や習い事から帰ってきてから、家で練習している姿を見ていると、どのくらい頑張っていて、どのくらい成長しているのかも親には自然と見えてきます。
その結果、コンテストや試合の勝ち負けを総合的に見て、
頑張ったからその頑張りを認めてあげよう。
と思えます。
でも、
勉強は、例えば
テストの点数
高校受験の合格不合格
と、
その結果がわかりやすいのに、
そこに向けてどんなふうに勉強してきたかという経過は周りに分かりにくいのです。
塾に通っている中学生であれば、
学校と塾で1日の大半を勉強に費やしているのに、家でやっとゆっくりテレビを見ていたら
『またダラダラして!ちっとも勉強しないんだから!』
と言われます。
『ちゃんとしてるよ!これ見終わったら宿題しようと思ってたのに!やる気なくなったわ😤』
となりますよね💦
でもお母さんからしたら、
実際に子どもが勉強している姿を見てないんだから不安なのは当たり前です。
家ではダラダラしたり友達と遊んでいるところしか見ていないんです。
そしてテストの結果が悪いと…
『何でもっと勉強しなかったの!』
となります…
勉強はみんながするものなので、少しでもできて欲しいと思うのは、将来困って欲しくないという親の愛情です。
でも、
保護者の方にお伝えしたいのは、
勉強にもその子に向き不向きがあるので、
我が子は勉強に向いているのかどうなのか冷静にみてあげてほしいということです。
これまで20年間いろいろな子どもと保護者の方と出会い学ばせてもらってきました。
勉強は確かに苦手だけど💦
こんなに周りを明るくする力がある✨
友達のことをこんなに思いやれる✨
昆虫のことなら何を聞いても話してくれる✨
めちゃくちゃおもしろい🤣
こんな子たちがたくさんいます。
私からしたら、
勉強ができなくても、この才能を大切にしていればきっと幸せになれる!
と思うのです。
が、
親からしたら違うんですね。
勉強ができないというコンプレックスは辛い。
将来やりたいことができた時に勉強ができないことが壁になってはかわいそう。
だからせめて人並みにはできてほしい。
確かにそうです。
その人並みという基準、本当に人並みですか?
平均よりすこーし上
じゃないですか?
将来困らない力というのは、
学校のテストの点数を取れる力ではなくて、
自立の力だと思います。
自立の力がある子は、自分に必要な勉強だと思えば必ずできるようになります。
(私の考える自立については以前のブログに書いてます。)
算数や理科の難しい問題集をどれだけ解いたかではなく、
自分の意思でやりたいことを見つけ、いきいきとそこに向かえていれば、それを認めてあげてほしいと思います。
塾の先生なのに学校の勉強なんてできなくていいと思っている⁉️
わけではありません💦
その子それぞれに親がサポートしてあげることが違うということです。
その子が勉強ができるようになりたいと望むなら勉強を、
絵が上手になりたいと望むなら絵を、
プロ野球選手になりたいなら野球を、
全力で学べるように環境を整えてあげることだと思います。
偉そうなことを言いますが、
これまでに出会った輝く子どもたちはそんな保護者の愛情とサポートのもとにいたとおもいます。
どうか、勉強ができなくても怒らないでください。
なぜできないかを子どもと一緒に考えて話してもらうと、見えてくるものがあるとおもいます。
まだお子さんが小さいママにも、ぜひ心に留めておいていただけると嬉しいです🌱
みなさんの感想やメッセージが、私のにこにこのもとになります。ラインやブログに送っていただけたら嬉しいです。
ママにこ会のLINEに登録していただくと、ママにこ会のイベント情報をお送りしたり、ブログの更新をお伝えしたり、個人的にメッセージのやり取りができます。
ぜひ友だち追加をよろしくお願いします😊