ママにこ会〜ママがにこにこ元気になれる場所づくり〜

世の中のママのためになれるよう、私なりに伝えたいことをいろいろ書いています。

《自立している、もしくは自立していく子は勉強もできるようになります》その4

前回に引き続き(前回のブログはこちらをご覧ください。👇https://mamanikokatano.hatenablog.com/entry/2020/02/26/210005

 

自立している、もしくは、

自立していくんだろうなー

と思う子どものお話です。

 

今回は、④自分の気持ちを言えること。

についてです。

 

私はずっとこれが苦手でした💦

だからこういう子どもの気持ちがすごくわかります。

 

困っている。

本当はイヤ。

わからない。

と、言えないんです。

察してほしくて、もじもじしたり誰かの顔をちらちら見たり。

 

「どうしたの?」

「大丈夫?」

と声をかけてもらえるのを待っています。

声をかけてもらえなければ、何も進みません。

焦って、余計不安になって、

どんどん声がでなくなり、

そうなると声をかけてもらっても

何も言えなくなってしまうんです。

 

一方で、

「困ってるからだれか助けて。」

「それイヤだからやめたい、やめてほしい。」

「わからないから教えてほしい。」

と表現できる人を羨ましく思っていました。

あんな風にハッキリと自分の気持ちを表せたら、

もっと明るくなれるのに。

もっと早くできるのに。

 

そんなことさえ

「だれか気づいて〜」

「だれか私の気持ち代弁して〜」

と思ってしまうのでした💦

 

勝手に誰かと比べて、

こんなこと言ったらどう思われるかな。

周りの反応を気にしすぎてしまうんですね。

本当はみんなそんなに自分のことなんて見ていないのに😅

自信がない人ほど、全員が自分に注目していると思ってしまいます。

 

親しい人から言われた傷つく言葉や、

複数人の前で失敗したことが、

心にすごく重たく残っていることが原因の1つです。

 

多かれ少なかれ、経験する心の成長過程だと思いますが、

自分の気持ちを言えない

という状況があまりに長く、程度がひどいと

いじめられたり

周りに合わせることでしか自分を表現できなくなったり、

付き合いたくない人と付き合ったり、

自分のしたくないことばかりしてしまうのうになっていきます。

 

勉強でいうと、

「わからない」と言えることは

わかるために必要不可欠です。

心の中で思っていてもダメです。

恥ずかしくても、今わからないと言うことを伝えて教えてもらわないと、ずっとわからないまま。

勉強は自分のためにすることなので、誤魔化しても嘘をついても全部自分に返ってきます。

わからないことは悪いことではありません。恥ずかしいかもしれないけど、その恥ずかしさを乗り越えてきちんとわかろうとする、わかればスッキリする、わかった方が楽しい。

それを自分で納得して実行できる子が、自立していきます。

 

うまくいっていない場合、どこかで変わるきっかけを見つけたいと模索するしかないのですが、

やはり自分を変えることは、大きくなればなるほど時間がかかったり、難しかったりします。

 

自分の気持ちを言えるようになるために、小さいときからできることのうちの

1つは

周りの大人が子どもの気持ちを察して動きすぎない。

ことです。

 

赤ちゃんがお腹が空くと泣いて教えてくれますよね。

ママは、赤ちゃんが泣く前に

そろそろお腹が空く頃ね。

とわかるようになります。

そこで、

A.泣く前にミルクをあげる?

B.泣くまで待つ?

 

どちらが良いママでしょうか?

Aは、子どもの気持ちがわかるがゆえに、ささっと動いてなんでもかんでも先手を打って早くやってあげる。

赤ちゃんは自分のお腹が空いているという欲求を出すことなく、もしかしたら感じることもありません。

常にお腹は満たされてはいます。

 

こんなに小さい頃から、自分の気持ちを表現する力があるのに、その機会がありません。

 

Bは、赤ちゃんを泣かせてから動き出す後手にまわってしまうように見えるママ。でも赤ちゃんは、自分のお腹が空いたー!という欲求を思い切り表現しています。そして、ママがミルクをくれて、欲求が満たされるのです。

お腹がすくというのはこういう感覚で、ママは必ず満たしてくれる。

そう思うので、AよりBの方が満足感は高く、ママとの信頼関係も強いとも言われています。

 

もう少し大きくなると、子どもは

「お茶」

と言いますね😅

そこで

はいはいとお茶を渡して飲ませてあげる。

早く渡せば子どもはぐずぐず言わないし、自分の用事も済ませることができます。

でも、これでは子どもは自分の気持ちをきちんと表現できなくなります。

そうしなくても欲求は叶えられてきたのだから、当然ですね。

 

「お茶がどうしたの?」

と聞き返し、

「お茶が飲みたいからください。」

と言えるように導くのです。

でもそれには時間がかかるし、お互いにイライラするかもしれません。

でも、繰り返し大人が根気よく向き合っていると、子どもはみんな賢いので、

こんな時はこう言うといいんだな。

と学んでいきます。

 

私のように、自分の気持ちをうまく言えず、勉強でわからないとシクシク泣いているような😅子どもがみんな小さいときに原因があるというわけではもちろんありませんが、

自立に向けて今からできることがあるということをお伝えできれば幸いです✨

 

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