子育ての中でこだわっていることってなんですか？
こんな質問をされました。
私は、あらためて考えると、こまかいところで意識していることが結構あるなあと。
今回はそのうちの一つ。
「テレビや絵本で見たことを、できる限り日常生活に重ねて思い出させるように話しかける」
です。
もともと知りたい欲は人間に備わっているもの。
何かを知ったときに、へー！と思うこと
と
それと違う場面で出会ったときにこういうことか！と思うこと
の2つが
積み重なり自分のものとなります。
私は昔から、テレビはテレビ。本は本。勉強は勉強。
だから自分の中に落とし込めなかったりすぐに忘れたり。
そして、勉強が苦手になりました。
私が塾で教えていた頃、
暗記ができない子どもたちもそうでした。
思い出すことが普段少ないから覚えられないんです。
覚えられないと、勉強は楽しくありません。
覚えていることが多いと、わかることもたくさんあって勉強が楽しいんです。
大人になってからもそうですよね。
覚えたり自分のものにすることが得意な人って、
仕事ができる
家事ができる
なんでも効率よくできる
だから好きに使える自分の時間が多い
です。
覚えることが少ない乳児幼少期。
勉強しなくていい乳児幼少期。
自然と学ぶ楽しさを味わえる人になってほしいという思いから、
「テレビや絵本で見たことを、できる限り日常生活に重ねて思い出させるように話しかける」
ようにしてきました。
道で工事車両を見かけると、
「あれって、この前ユーチューブで見た車と似てない？」
寒い日には
「北極と南極、どちらがさむいんやったっけ？」
歌が聞こえてきたら
「あ、これ前幼稚園で歌ってたのと同じのかな？」
みたいな感じです。
なんやったっけ？系のことに関しては、
私が忘れていて
4歳児に普通に教えられることもたくさん(^_^;)
日常生活の中に、
へー！そうなんや！おもしろい！
がたくさんあるというのは、それだけで楽しいし、豊かです。
目的地までただ車に乗ってるだけ
ただ歩いているだけ
暇だからテレビを見ているだけ
なんて、もったいない。
小さな体で小さな感動をたくさん浴びてほしいと思っています。
子育てのこだわり。
普段のあわただしさの中にも
私あったんだな、と自分で気づかされました😊
