前回のブログで、
ヨシタケシンスケさんにハマっているということを書きました。
今回はもう一冊、
「おしっこちょっぴりもれたろう」について。
その人が困っていることや悩みは、
外からじゃわからないもんだ。
というメッセージのページがあります。
そらそうやな。
と、わかってるわーと通り過ぎそうなものだったんですが、
この本を読む数時間前、
たまたまお友だちママとお話したところだったので、
とてもとても、心に残ったのです。
そのママは、妊娠8ヶ月。
大きなお腹でいつもにこやか。
幼稚園のイベントやお迎えにも来られていて
とても幸せそうです。
私は、
「良かったなー幸せなマタニティライフを過ごせて。私は福丸妊娠中はずーっと寝たきりで、大きなお腹で外に出歩くこともなく、金時と遊ぶこともできなかった。」
と思っていました。
妬みではなく(笑)、心から、私みたいにしんどい妊娠じゃなくてよかった、と、思っていたのです。
でも。
そのママのお話を聞いていくと、
どんどん出てくる、妊娠にまつわる大変なお話💧
プライベートなことで、詳細は書けませんが、
とても不安で、怖くて、辛い思いもたくさんされたことと思います。
いつもニコニコ穏やかなそのママからは想像もできませんでした。
そう思うと、
妊娠自体が奇跡で、
無事に赤ちゃんがお腹の中で成長し、
無事に生まれてきて、
無事に育つことって、
奇跡が何重にも合わさった結果で、
今生きている人みんなが、
ものすごくありがたい存在なんだと
確信できます。
元気に走り回っている福丸が、
私のお腹で成長できない危機にあったこと、
生まれてすぐ首に腫瘍があったかもしれなかったこと、
生後3ヶ月で大火傷をしたこと、
なんて話してみないとわからないことで。
今目の前で本を読んでいる男の子は、
2歳で腎臓病にかかり、
何回も手術を繰り返し、
何回も様々な病気と入院を繰り返し、
元気なときでも学校にも通えないこともあり、
15歳でやっと1年間入院をしないところまで成長した
なんてことも、話を聞かないとわからない。
実はみんなみんな、
それぞれ神様から与えられた
乗り越えられる壁を乗り越えてきたんだと、
改めて気付かされました。
こんなおもしろいタイトルの本に、
深くせつない、少し悲しいことを考えさせられるとは思ってもいませんでした😅
子育て中で読書ができない!
と思っていましたが、
子ども向けの絵本から学んだり考えたりすることで、
子育てしてなかったら絶対に出会えなかったものに出会えること
気付かされました。
それは人との出会い、経験も一緒✨
金時や福丸のおかけで出会えた人たち、
できる経験、
見えること、
感じること、
全てに感謝です✨
毎日イライラして、
自分の時間がない、
やりたいことができないと嘆いている間に、
貴重な子育ての中のかわいい時期を
味わい尽くせないところでした😅
こんな大切なことをすぐに忘れる私ですが😅、
何回もこう思うことで染み込んでいくと思っています😊
世の中のママのにこにこが少しでも増えますように✨