たとえば我が家の長男5歳の金時。
ご飯を食べるのにすごく時間がかかります。
幼稚園での給食は早く食べるらしいのですが、
朝も夜も平均1時間くらいかかります。
あれやこれやと私も主人も働きかけますが、うまくいくときもあれば、全く効果のないときもあり。
抱っこしてー
と言ってきたら膝の上に乗せてあげますが、
だからといって食べるスピードがあがるわけではなく💧
競争しても、
あーまにあわへんかったなー
と言いながらのらりくらりと食べます。
早く食べたらいっぱい遊べるでー
と言っても、
そやなー!
とはじめは盛り上がるけど、行動はともなわず。
なんせ、しゃべりたおしてます😂
遅い原因はそれです。
好きなご飯で気分も乗っているというタイミングがぴったり合えば、
嘘みたいに早く食べ終わって、
調子に乗っておかわりとかしだします😅
そんなときは家族全員が気分が良いので、
いつもこうだったらいいのになーと思いながらも。
大体はイライラガミガミ😓
それでも意識しているのは、
できていないことを確認してからヤイヤイ言おう
ということです。
モグモグしているのに、
「早く食べやー!」
と言われたら、
「食べてるわ!」
となりますよね。
たとえ100回中99回が食べていないときに注意されたとしても、
その1回で
「わかってくれてない。ちゃんとしてるのに…」
という思いが芽生えてしまいます。
それは不信感になり、反抗心につながります。
なにより雰囲気が悪くなります。
だから私は、「早く食べや」と言いたくなったら、
まずは金時の様子を見て、明らかに食べてないことを確認してから言うようにしています。
そうするとワンクッションあくので、少しいい方も優しくなります。
いや、なるかもしれません😅
そして、私は意識しているだけで、毎回そんな余裕があるわけないので、
間違って、食べようとしている金時に向かって「早く食べて」といったことももちろん何回もあります。
そんなときは「うわ、食べてた!ごめん!」と大げさに謝るようにしています。
すると、ちょっと笑ってくれるし、悪い雰囲気にもならないし、親は謝っているし、オールオーケーなのです😁
言いたいことを我慢するのはこちらにストレスがかかります。
だから、ガミガミヤイヤイ言いたいことは言っていいのです!!
大事なのは言うタイミングです。
あともうひとつ、やってしまいがちだから意識していることは、
前もって叱らない
ということです。
ご飯の支度ができて、テーブルにあつまれーと言ってるときに、金時がなんか小さな机を動かしてるのを発見!
「そんなことしてるからご飯遅くなるねん!」
と、言いたいところですが、ぐっと我慢。
その言葉を
「何してるん?」
に変えました。
「今日は机を変えてみるねん!そしたら早く食べられるかも!」
と言ってくれて、食事もそこそこスムーズにいきました。
もしこれが、私が金時のことをちゃんと見ないで、「いらんことしてないで、早く食べなさい!」なんて言ってたら、
「せっかく早く食べる工夫をしてたのに!」
当然こうなり、
やる気を一気に削ぐ結果になります。
これも、タイミングを間違って言ってしまわないように気をつけたほうがいいですね。
子どもって、ちゃんとできていなくても、わたしたちが言っていることわかってるんですよね。
普段から意識していることは、できないときも大いにあるけど、できたときの効果は抜群です。
今回は私の場合で紹介しましたが、
共通することは、
子どものことを信じてしっかり観察して待つ
ということだと思います。
でも、子どものことを待つのって、めちゃくちゃエネルギーを使います。イライラもします。
だからできないこともたくさんあると思いますが、そういうことを知っている、意識している、というだけでパワーになることもたくさんあります。
少しでもみなさんのニコニコのお力になれると幸いです🤗