アイメッセージとは、
I(アイ、私)の気持ちのことです。
何回かアイメッセージをテーマにブログを書いていますが、心理学では、アイメッセージを相手に上手に伝える方法、効果を学びます。
これまでも、子育てにおいて、子どもに対してアイメッセージを使ってうまくいくことが数え切れないくらいありました。
例えば、
大人どうしで話しているのに子どもがうるさくする時、
「静かにしなさい!」
ではなく、
「大きな声を出したらお話が聞こえないから困るな。」
といったように、
出来事▶影響▶気持ち
の順で伝えると、自然と柔らかい表現にもなります。
少し考えながら話すので、冷静になりイライラする気持ちを抑えることもできます。
もちろん、毎回こんなふうにできる訳ではありません😅
ママも人間ですもの。
ただ意識しておくだけで、
知っておくだけで、
それだけでも充分なんです(◜ᴗ◝ )
最近の私の話です。
ホームセンターで金時が走り回っていた時。
「走らないで歩いて!危ないから言ってるの!」
全く聞こえていないかのように走り続けます。
私もさらに大きな声で同じことを言い続け、だんだんイライラしてきます💢
ひとまずその場は落ち着いて、スーパーに向かいました。
そこでも走り出した金時に、
アイメッセージのことを思い出した私は
「走らないで歩くよ。走ると誰かにぶつかったり何かに当たった時にケガしたりさせたりすることが心配やし、そうなったら悲しいよ。」
と言うと、
なんと立ち止まったんです(⊙⊙)!!
これだけ喋るのでそんなに大きな声ではありません。
さっきの声も聞こえてたけど心には響いてなかったんですね💦
また別の時には、同じようなシチュエーションで、はじめは
「ケガしたらどうすんの?」
と言って走る金時をつかまえてましたが、
「ケガしたらお母さんは悲しくてどうしたらいいかわからないよ。」
と言うと、自分から止まってこちらに歩いてきてくれました( ⊙ω⊙ )
子どもからしたら、
危ないから
と言われても自分は危ないと思ってないし、
ケガしたらどうする
と言われても、
どうもしない
わけです。
でも、お母さんが悲しむのならやめておこう、
とか
注意される理由がしっくりくることならば、
子どももわかって言うことをきいてくれるんだと改めて感じました。
本当は心の奥には
そうなったら悲しい、心配。
だってあなたのことを大切に思っているから。
という気持ちがあるんです。
そんなことは大前提なんです。
当たり前のことすぎていつも言わないから、
嫌な言い方の注意ばかりが表に出てきてしまい、
うまくいかないんです。
毎回は無理でも、
たまには奥底にあるあたたかい気持ちをそのまま伝えてみてはどうでしょう?
アイメッセージは、
はじめはぎこちないかもしれませんが、やってみればやってみるほど、
自然と出るようになります🌱
イライラせずに注意したいなら、
アイメッセージ、ぜひお試しください✨