金時が、昨年のクリスマスをもって、
オムツを卒業いたしました。
4月生まれの金時と、
初めての育児、本で読んだ通りにしなければ、と固く真面目に取り組んでいた私。
2歳になって、暖かくなり始めたのでそのあたりからオムツを外すことを意識し始めました。
お兄ちゃんパンツ。
ふんどし。
まずは水着で慣れさせて。
いろいろやってみました。
家の中でおしっこされるのもOKのスタンスで。
じゃーとリビングで出ても
「大丈夫よ。出る感じわかったかな?」
などと声かけて、後始末も笑顔で。
お漏らしが気持ち悪いからトイレでしたくなる気持ちを促す作戦でした。
でも。
結果的にそれは金時にとっては
失敗体験でしかありませんでした。
お漏らしすることがいやで、
じゃあ安全にオムツを履いておきたい。
その気持ちが強まり、
頑なにお兄ちゃんパンツを履くことすらいやがり、オムツを履きたいときかない。
そのうちに寒くなり、私もしんどくなり、
いったんトイレトレーニング休憩期間としました。
そして、また春がやってきた頃、
世の中は、新型コロナウイルスという未知の恐怖とのたたかいで、トイトレのことはとりあえず後回しになりました。
夏。金時は3歳です。
オムツをしたままです。
私が妊娠し、つわりとのたたかいで、
トイトレのことはとりあえず後回しになりました。
そしてそのまま私は切迫早産で入院し、
お腹の中の小さな命を守るたたかいで、
トイトレのことはとりあえず後回しになりました。
2月。無事に福丸が産まれましたが、
ふたりの育児というたたかいで、トイトレのことはとりあえず後回しになりました。
4月。金時は4歳になり、幼稚園生活が始まりました。
ここまできたら、よく言われました。
「大丈夫。幼稚園でみんながトイレに行くから、それでそのうち自然と流されてできるようになるから。」
そう信じていましたが、どこかで、
「うちの頑固な金時がみんなに流されるだろうか…」
という不安もほんの少しありました。
そしてその不安は的中。
おしゃべりが上手で頑固者。
はっきりと、
「自分はオムツでおしっこをします!トイレには行きません!」
という意志を先生に伝え、全く流されないまま一学期が終わりました。
さすがに焦る私。
これは完全に親のやる気の問題です。
私のせいです。
休憩しすぎました。
こんなにオムツに頼ってきたら、そりゃオムツなしのスタイルなんて嫌でしょう。
良くも悪くも周りがどうあれ気にしない性格。
さあ、このあとどうなるでしょうか。
2話をお楽しみに。(笑)
ここまで読んでいただいて、
今トイトレで悩まれているママ、不安にならないでくださいね💦
金時はかなり極端です。
そして、そんな金時でも完全にオムツを卒業できたという、ハッピーエンドが約束されたうえでのお話です。
どうぞ、安心して読みすすめていただければ幸いです😁