ママにこ会のわくわくまなびやの今月のテーマが『子どものやる気を引き出す』だったので、
声かけについて考えることが多い最近でした。
そこでひとつ思ったこと。
大人と子どもでは、時間の流れ方が違うということです。
大人はつい効率を考えて、
あくまでも、良かれと思って、
あれやこれやと子どもに口出しをします💦
『先に歯磨きしよー。』
『片付けてから次のおもちゃを出そー。』
『今はご飯を食べる時間よ。』
その方があとから好きなことできるし、
その方がスッキリするし、
その方が楽しいし!
すべて子どものことを想っての声かけなんですが、子どもには『小言』に聞こえる。
そして、言う通りにならない場合、何回も言うので、イライラしてきたり、言い方がきつくなったりして、お互い反発します💦
なぜこんな事が起こるのか?
誰も悪くないのに。
子どもは子どものしたいことがあり、タイミングもあります。
でもそれは大人にとっては、効率が悪く思えるし、もっとこうしたほうが良いのに、という方法を経験として知っているから、それを教えたあげたいと思うのです。
でもそれは、大体伝わらない😣
それは大人目線だから。
子どもには子どもなりの時間の流れがあるからです。
小学生中学生になれば
なにか促したときに
「今やろうと思ってたのに!」
と言われませんか?
また、子どものとき言ったことありませんか?(笑)
本当にやろうとしていた2秒前に言われて、
本当にやる気がなくなることもあれば、
今すぐやる気はなかったけど、やらなあかんというのはわかっていたのに、という気持ちがイライラに変わることもあります。
難しいものです💦
声かけの正解はありません。
どんな声かけがいいかは、年齢によっても、性格によっても、その時のタイミングでも変わってきます。
昨日うまくいったことが、今日はだめということも多々あります。
そりゃそうです。
だって相手は人間。
子どもだけど人間です。
いろいろ試行錯誤していくしかないのですが、知っておくだけで、役立つことがあります。
子どもなりの時間の流れがあるということを知ろうとするだけでも、子どもからすればそれは味方になります。
でも、しつけとして伝えたいことはありますよね。
そんなときは、こんな感じでどうでしょう?
『先に歯磨きしよっと。そしてあとからいっぱい遊ぶぞー。』
『片付けてから次のおもちゃを出そかなー。スペースあいてる方が思い切り遊べるし。』
『今ご飯を食べたらみんなと食べられるし楽しそう。』
すべては大人の大きなひとり言🤣
真似をしたい時期なんかはもってこいの言い方です。
そして、大変ですが、そう言ったからにはそのように動いてください😅
これも実験だと思ってやってみるとおもしろいと思えます。
みなさんのにこにこが少しでも増えますように🤗